アメリカの短大について

アメリカの2年制短期大学は、コミュニティーカレッジとも呼ばれて親しまれており、通称「コミカレ」として日本ではお馴染みです。短大に出願する学生は、入学する際に4年制大学編入を目指す「大学編入コース」と卒業してすぐ社会で働きたい人向けの「職業専門コース」の二通りに区分されます。短大の卒業はもちろん英語力次第ですが、最短18ヶ月間で文系準学士号(Associate of Art)、又は、理系準学士号(associate of Science)を取得できます。コミュニティーカレッジで取得した一般教養科目(通称GE)の履修単位の多くは、4年制大学への編入時に卒業に必要な単位として認められ、短大で履修でした同じ科目の授業が免除され、4大への入学は3回生(通称Junior ジュニア)として許可されます。日本では、3年制の専門校を修了した人が、4大に編入する事もありますが、まだあまり広く知られてはおりません。

ビジネス、芸術、音楽、演劇シアターアーツ・数学・生物・コンピューターサイエンス、園芸、会計、看護正看、メディアデジタルアート、グラフィック、美容師、医療助手、薬剤助手、消防士など、多岐にわたる職業技術・専門技術を集中的に且つ、安い費用で学べるのが公立短大の役割です。

全米には約1700校ほどの公立短大があり、地理的・経済的に4年制大学に直接入学できないアメリカン学生が対象で、各州で運営されているパブリックのカレッジです。 公立短大の入学条件は大変緩やかで、留学生でも比較的容易に入学できますが、一般のアメリカ市民よりも2倍近い年学費となる理由は、留学生はアメリカの納税者ではないからです。年間の平均授業料は州により格差が多少ありますが、留学生なら、年85-110万円前後です。

一方、短大の4大編入コースを選択される留学生は、4大に移行できる50-60単位を指定された一般教養科目からのみを選んで履修していきます。よって始めから短大を卒業しないで、4年制大学へと転校していきます。つまり、短大を4大に編入するまでの腰掛けとみなすわけです。一方、短大の卒業を優先に考えたい留学生は、一般教養科目で30単位、残りの第2学年度にあたる9ヶ月間で、、短大が認める30単位前後の専門課程の科目だけを選ぶ進学プランへの流れとなります。

準学士・短大学位取得コース(AA/AS Degree)

準学士(通称AA Degree)と呼ばれる短大学位取得課程とは、短大の準学士号(AA・ASの2種)の学位を希望する人のプログラムです。卒業までには最低60~66単位が必要で、英語力次第で最短18ヶ月で卒業できます。その後、12ヶ月間の有給インターンシップ(通称OPT)が申請できます。短大卒業後は、学校に行かずにアメリカ50州お好きな都市で、見習いのインターンとして働いて、留学生でもアメリカで合法的に収入が得られます。研修先は専攻学科に関連した分野での職種に限定されますが、就職先は自分で見つけないとなりません。F-1学生ビザのままで滞在しながらアメリカに働ける経験は、履歴書にも実務経験として記載できるので、そのメリットは日本に帰国した後の就活時のメリットは大です。但し、アメリカが気に行ったからとの理由で、専門職業H1-Bビザへの切り替え・変更はできません。4大卒の学歴が最低必要となるからです。

 

4年制大学への編入学コース(BA/BS Degree)

規定単位数を短大で履修後に、4年制大学への編入学を目指す大学進学を優先させたい人のプログラムです。比較的入学基準が緩やかな短大にまずは入学し、 2年間の大学編入プログラムを修了後に、4年制大学に編入(トランスファー)となります。入学に必要な英語力ですが、4年制大学と比べて短大では高いレベルを求められない事から、コミュニティカレッジに入学して単位を取りながら、英語力も徐々に付けて行きたい人には適しています。留学の最終目的が4大卒資格を掲げる方で、いきなり4大に進学する留学資金を十分出せない人を対象に、アメリカ留学センターでは、コミカ短大に行くのと年間費用がさほど変わらない「4大スカラシッ奨学金留学」も」、同時にご紹介中です。コミュニティ・カレッジを選ぶ代わりに、4大に入学する時から卒業するまで毎年返済義務のない奨学金が授与される当プログラムなら、短大→4大への進学コースをショートカットできますので、関心ある方は是非ご連絡ください。

各種専門資格の取得コース

準学士号の資格がはじめから不要な人は、実践的・専門的なスキルだけを身につけたい短期での取得したい人に向いています。サティフィケイト(Certificate)修了証書コースと呼ばれ、留学生でも受講できますが、セメスターの前期と後期で指定されたカリキュラムを、一定レベルの成績でおさめないとなりません。トイフル点数で最低60以上ない留学生には、きついでしょう。修了証書が授与された後には、12ヶ月間のOPT有給インターンシップを申請し学校に行かずにアメリカ50州の都市で、見習いとして働いて収入が得られます。専攻学科に関連した分野での職種に限定され、就職先を自身で見つけることで、F-1学生ビザのままアメリカに滞在できます。但し、専門職業のH1-Bビザへの変更はできません。

在籍の期間約2年前後で卒業。英語補習からの入学だと約3年
対象・入学日高校卒業資格、入学時期は秋の9月と春の1月の年2回
語学力英語補習クラスの入学なら英語力は不問アカデミック科目の正規入学ならトイフルテスト45~60点前後
目的と成果専門的な専攻をあまり欲しない人向き・ 早く実社会で働いて収入を得たい人
年間費用学費と滞在費をあわせて年間170~260万円(都市部ほど高くなる)

アメリカの2年制大学は、大きく下記の2種類に分けられます。ひとつはジュニアカレッジと呼ばれる私立大学で、 もうひとつはコミュニティーカレッジと呼ばれる公立短大です。

 メリットデメリット
私立・クラスが少人数制(15-20名)
・学生寮などの施設が充実
・4大編入を目指す留学生が多い
・学費は高いが施設は優れている
・学校は、小規模
・入学基準が高め
・学生総数1500-3000名
公立短大・学費が格安
・英語力の入学基準がゆるやか
・大学編入コースがあり
・職業専門コースがあり
・アメリカン学生の平均年齢が高い
・部活動があまり期待できない
・学生寮がない短大が大半
・学生総数4000-25000名
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