エルカミノ・コミュニティ カレッジ(カリフォルニア州)

El Camino Community College(ECCC)(California)

創立年: 1947年
学校: 公立 短大

滞在 :周辺アパート、ホームステイ(寮は無し)
学生数 : 25,000人(留学生800名)

英語研修  短大が直営する語学プログラム

評価(米国組織) C+
場所: カリフォルニア州トーレンス市  アメリカの地図を見る
価格帯(滞在費込み) : $22,000~$24,000
英語力: 45点 (iBT)
学期: 2学期制(秋学期と春学期の年2回入学可)

スクールの特徴

1947年にカリフォルニア州トーランス市に設立された2年制公立短大です。生徒総数は2万5千人を超え、その内の6割が毎年4年制大学に編入する予定者です。180以上の専攻とサティフィケート(修了証書)コース、46以上のCTEプログラム4が提供されています。人気の専攻学科は、リベラルアーツ文系がダントツで、次がナチュラスサイエンス自然科学、ビジネス一般、幼児教育、社会学、Social and Behavioral Sciences(行動科学)の順です。全校生徒の約50%がラテン系(Latino)、15%がアジア系(Asian)である事から、アメリカンよりも少数民族が過半数を占めるキャンパスです。フルタイムの学生数は約9000名、パートタイム学生は17000名前後にのぼり、働きながら短大に通う学生の方がはるかに多いカレッジとなります。短大の卒業率が39%と低い理由は、短大卒の資格を得ないで、一般教養科目だけを履修した後にそのまま4大に編入学を希望する学生が、多くみられることが示唆されています。短大自体のレベルは、サンタモニカ短大と同等の「C+ プラス」の評価で、低い英語力からの入学が可能なカレッジなので入学は容易です。

オンライン受講生は全体の7%, 対面授業とオンラインの併用学習者が16%, 対面授業をキャンパス内で取る学生は大半の77%です。教師と学生の比率は、1:29です。留学生が公立短大に払う学費は、同じカリフォルニア州内ならほぼ一律で、平均$9000ドル前後、これに滞在費、教材、保険、交通費などが加算される為、都会地に近い短大ほど一学年度(実質で9ヵ月間)に掛かる費用が高めとなる傾向があります。校内にあるオーデイトリアム講堂は、日本からの芸能人による歌唱ステージによく使われています。大学の雰囲気は、全体的に地味系で落ち着いており、周辺は住宅地域で店舗は少ないですが、市バス路線が多いので便利です。エルカミノ短大周辺にある4大は、州立大学CSUロングビーチ校、フラトン校、ドミンゲスヒルズ校、コンプトン公立短大などです。エルカミノ短大内には直接運営する英語研修プログラムがあり、英語は3レベル(初級・中級・上級)で、上級レベルの修了者は、トイフル点数が免除されて正式にアカデミック課程への本科に入学が許可されて進めます。

スクール周辺環境

エルカミノカレッジはレカリフォルニア州ロス市内から南西部(サウスベイ地区)に位置するトーレンスに立地する公立短大です。同市はロサンゼルスのダウンタウンから約20マイル(34キロ)内陸に入った所で、ロサンゼルス国際空港にも11マイル(19キロ)と大変近く、古くから100社以上の日系企業が多く進出してきたロス近郊の衛星都市として知られた地域です。その為、和食レストラン、和食材のスーパーマーケット、ドン・キホーテの出店などが多数集中し、アジア系の影響が強いと言えそうです。2020年には日系人がおよそ11000名住んでおり、その38%が永住権者です。2014年にトヨタ自動車の本社がトーレンスからテキサス州サンアントニオ市に移転後、その跡地に韓国の現代自動車の参入が内定した為、2017年以降は韓国系のビジネスと店舗が急増し、街の様子が変わりつつあります。テキサスに移転した理由は、不動産価格が同じ家屋を比較した場合、トーレンス市の3分の1で購入でき、且つ、生活レベルが安定しており、納税は連邦所得税だけで州所得税がゼロである点を、トヨタがテキサスを高く評価した最大の理由でした。これをきっかけにテキサス留学も見据えて将来のチャンスを見つけやすい利点に繋げられるかもしれません。

又、トーレンス市は、中級年収世帯の平均所得が$76000(約830万円)で、ロサンゼルス市内よりも生活しやすい地域です。留学生達が住むアパート家賃もサンタモニカ市よりはるかに安い為、探しやすい受け入れがととのっています。平地が多い市内には樹木が少ない事から少し殺風景ですが、ディズニーランドやナッツベリーファームがあるアナハイム方面には、車で45分、反対側の方向にあるロスのダウンタウンまで通勤する住民も数多いトーレンス市は、ベッドタウンとしても知られています。太平洋に面したレドンドビーチ、ハーモサビーチにも近く、ロジスティックス関連企業もトーレンス市に集まっています。日本で販売されているほとんどの生活備品を、隣接したガーデナ市でも購入できるため、和食党でアメリカンの食事が合わない人には朗報です。

ハイライト

1)アジア系コミュニテイーの中心地で異文化体験

2)4大への編入学希望者が過半数いるのも刺激的

3)アルバイト先が簡単にみつかる立地条件がある