ロサンゼルスの山火事
2025年1月7日の朝に、ロサンゼルスのマリブ東部にあるパシフィックパリセーズ地区でロサンゼルスの山火事は発生した。その数時間後にロサンゼルス中心部の北に広がる国有林の渓谷付近でイートン山火事が発生した。金曜日までに、他のロサンゼルス地域数か所でさらに火災が発生したが、それらはすぐに消し止められた。
日本では報道がかなり過熱しており、ロサンゼルスのほとんどの街が消失してしまったと思われるかもしれないが、ロサンゼルス郡の大きさは、ほぼ新潟県と同じであり、また消失した面積は東京都で比べた場合は20%である。ドジャースの大谷選手が以前に購入したと騒がれた自宅は全焼したとニュースに流れていたが、今回山火事に襲われた地域は山や山側に建っている住宅地であり、ロサンゼルス市内中心部からはかなり離れている。ほとんどの英語校や留学生に人気の学校は延焼地域からはかなり離れているため、現在は大気汚染の心配もなくなり通常の生活に戻っている。そのため、これから渡米を予定されている方や、近い将来にLAへの留学を検討されている学生様や親御様が心配する必要はない状況である。
火事の原因はまだ調査中だそうで、現時点で死者は28名と発表されている。一週間経った今でもパリセーズ山火事、イートン山火事は完全に100%鎮火には至っておらず、いまだ8万4800人が避難を余儀なくされており、今後の政府の対応に注目が集まっている。