アメリカの高校は大学と同様、必修科目の単位や総取得単位数で高校卒業が決まる「単位制」を採用し、受講科目(カリキュラム)を自分で選択します。

クラスによっては違う学年の生徒が隣に並んで授業を受ける事もあり、複数の学級をいくつかのクラスに編成した能力別学習で、個々の学力に合ったクラスを履修できます。

卒業要件を満たす単位が取れれば、高校の在籍期間が4年(9~12年生)より短くても、高校卒業資格が取得でき、卒業証書(diploma)がもらえます。

「高校卒業の為の科目」と「大学出願の為の科目」が異なるのでここで説明していきます。

必要な単位数、必修科目は、学校毎、州によって異なります。


単位数について


学期(秋、春、サマースクール)ごとに受講した科目の出席日数と、その科目の試験に合格した場合に、5単位が与えられます。

8年生の卒業後のサマースクールから12年生の2学期の間に取得した単位が、高校卒業に必要な単位として認められます。


例:単位
米国の政治 5
8年生の卒業後のサマースクールで米国の政治を受講し、試験に合格すると高校卒業の為の米国の政治の単位を取得

高校卒業の為の科目


例:カリフォルニア州の必修科目
3年間の英語
2年間の数学(代数Iを含む)
3年間の社会科学(米国の歴史と地理、世界の歴史、文化、地理、米国政府の1学期、経済学の1学期を含む)
2年間の科学(生物学と物理科学を含む)
2年間の体育
外国語、または視覚芸術および舞台芸術の1年間、またはキャリア技術教育

高校卒業の為の試験


例:カリフォルニア州の卒業試験合格ライン
数学と英語の試験で350点以上 (試験の点数は、270から450の範囲です。)

試験は、各学年で数回受講でき、高校在籍中に6回の機会が与えられています。合格した場合、再度試験を受ける必要はありません。
10年生の時に1回11年生の時に2回12年生の時に3回

アメリカの大学の出願条件


アメリカの4年制大学に進学を希望するならば、希望する大学や大学システムの出願要件を満たす科目を受講し、単位を取得する必要があります。州立と私立で出願要件を満たす内容が異なります。

例:UCLA(州立)の出願要件を満たす科目

  • 2年間の歴史社会科学
  • 4年間の大学進学準備英語
  •  3年間の数学
  • 2年間の実験科学
  • 2年間の英語以外の語学
  • 1年間の視覚芸術と舞台芸術1年間の大学進学選択科目

例:USC(私立)の出願に必要な書類

  • SAT
  • ACT
  • 成績証明書
  • パーソナルエッセイ
  • 推薦状
  • プロフィール
  • 補足資料