MFAについて

MFA(Master of Fine Arts)略で、日本語では「美術学修士」大学院で芸術学を修了した人に与えられる学位です。 

MFAコースは、アート、デザインおよびその他のさまざまな創造的な人材を育成する事を目的とし、感覚的・直感的な創造的思考を学びます。絵画やデザインだけでなく、ファッションデザイナー、演劇、小説作家、振付家、バレエダンサー、彫刻家、芸術評論家、さらには映画製作やデジタルデザインなどのMFAプログラムが用意されている大学院もあります。

アートスクール

California Institute of the Arts、School of the Art Institute of ChicagoやArt Center College of Designなど世界的に有名な美術学校がアメリカには多数あり専門的に美術を学ぶ事ができます。日本でMFAがとれるのは一部の美大・芸術系大学ですが、米国では、いくつかの総合大学であるスタンフォード大学やイェール大学、コロンビア大学、ボストン大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校・バークレー校、ニューヨーク大学などの名門大学でもMFAを取得することができるのも魅力の1つです。

時代を生き抜く

2030年には、仕事の約50%がAIや機械によって代替される言われていて、機械にはできない、感性や創造性が人間の仕事として考えられています。Appleの創業者スティーブ・ジョブズもカリグラフィーなどのアートを学んでいたことはよく知られていています。近年のアメリカでは「The Master of Fine Arts is the new MBA.」と言われる程、新しい創造経済が今後のビジネスの中心となると言われていて、論理的なスキルだけでなく感覚的・直感的な創造的思考が豊かな人材が求められています。