子供のスポーツ留学

子供のスポーツ留学に、毎年、多くのジュニアプレイヤー達が、チャンピオンになる事を夢見て、世界中からアメリカのフロリダ州に集まってきます。 技術面に加えて、ライバル、チームメイト、スポーツコーチ達が、共存しあうコミュニティーに住みながら、共通するプロのアスリートを目指し、ジュニアスポーツ留学に賭ける子供達がいます。

世界のトップアスリートを目指せ!

ゴルフ・テニス・サッカー・バスケットボール・野球・アメフトの技が磨けるスポーツアカデミーで、チャンピオンになるイメージを高めるメンタルトレーニングで、競争力・協調性・集中力・持続性を、日々の練習から誰もが確実にマスターしていけるのが、ジュニアスポーツアカデミーの特徴そのものなのです。

ジュニアスポーツ留学のプロフィール概要

ジュニアスポーツ留学とは?

一般に言われるアメリカのスポーツアカデミー組織とは、敷地内に付設された中学・高校、或いは周辺の私立中学・高校とのコラボレーションを背景に、独自のティ―チングメソッドで、子供達のアスリート育成指導でリードする存在と、位置付けられています。平日は毎日、午前中に中学・高校の授業、放課後にはグループと個別レッスンを組み合わせた練習メニューが、ジュニアスポーツ留学の基本日程です。

スポーツアカデミーでの1日のスケジュール

活動内容サンプル日程
06:30-08:00起床・朝食
08:00-12:00私立中学・高校の授業を履修
12:00-13:00昼食
13:30-17:30各種競技種目でのトータルトレーニング
18:00-19:00夕食
19:00-20:00宿題・予習・復習(自主トレも含む)
22:00-22:30消灯・就寝

ジュニアスポーツ留学をどこから始めるか?

アメリカの大半のスポーツアカデミーに共通して見られる最大の特徴とは、天候に左右されずに練習が1年中できる事です。周辺地域の好立地条件、敷地内に付設された中学・高校、又は周辺の私立校とのコラボレーションで提携先の学校で、4大進学に向けたスチューデントライフが保証されています。アカデミック主要科目の集中授業、英語の補習クラス、学業とスポーツの両立を実現させた「オール イン ワン 全てを含んだ総合スポーツ育成」のトータルパッケージプランです。

又、トップレベルのコーチ陣、栄養バランスに配慮した食事、快適な住宅環境、学業とトレーニングの両立をサポートする支援体制、学業面でのチューター制度などが、充実している点がメリットです。一般の中学・高校留学と異なり、学業とスポーツを一体化させた学生生活が、一ヶ所で集中管理できるため、勉強以外で、競技種目の技術向上も、効率良く同時にレベルアップできる条件が、始めからスポーツアカデミーで整えられています。

アメリカのスポーツアカデミーに掛かる費用は、高額と言われていますが、世界から賞賛されている理由が、実はここにあります。どこのスポーツアカデミーにおいても、子供達には、日ごろから目標をしっかり立てる事、日々の努力を惜しまない事をモットーにし、より強いプレイヤーになりたい気持ちを維持するノウハウを、メンタルトレーニングのワークショップで、トップレベルのコーチ陣が、ジュニア達に伝授していきます。

その一方で、各生徒に見合った個別の練習メニュー作りを、マネージメントチームが、同時にフォローアップできるサポート体制です。スポーツアカデミーに参加する中高生達の対象年齢は、平均12~18才の男女です。日本から長期で留学されるお子様は、中2(8年生)~高1(10年生)が多く、海外での4大進学を踏まえての対応を想定したものと思われます。早い年齢の内から留学するほど、正比例してスポーツ留学で大きな成果を上げやすいのも、また、事実です。

スポーツアカデミーへの入学条件とは?

入学希望者は、各アカデミーが主催する現地での実地テストが一般的に求められ、現地を訪問する前に予約と事前のご準備が必要です。出願時に求められる英語力ですが、日本から来る大半のお子様は、どの国の留学生達と比べてもはるかに不十分なレベルが現実です。でもご安心ください。どのスポーツアカデミーにも、中高カリキュラム以外に、英語補習クラス(通称:ESL)が、併設されています。

高校生でも、英検準2級に合格していないジュニア達が日本では多いため、語学研修クラスを併設で、オンライン英語教材を使って学ばせています。一定以上の高いスポーツ競技スキルを持つお子様なら、英語力の低さだけで始めから不合格になる事は無いでしょう。現地訪問ができない場合には、練習風景のビデオ動画の提出でも出願は可能です。



スポーツの身体能力を測る入学申請する際の実地テストとは?

身体能力を測るテストは、約4時間未満です。通常、これらのテスト結果で、合格されたお子様は、そのレベルに準じてクラス分けされます。しかし、人気度が高いアカデミーでは、各競技種目の定員枠が元々少ないため、テストの成績順に参加者を優先させて受け入れていく傾向があります。少人数制がセールスポイントなので、高額な費用を払える保護者のお子様ばかりを、無条件に入学させている訳では、決してありません。

日本からフロリダまでの距離はかなり遠く、15時間以上のフライト時間です。途中、アトランタ・シカゴ・デトロイド・サンフランシスコ・ロサンゼルス・シアトルなど、いずれかの空港で通関を終えてた後に、乗り継いでの移動となります。よって、最終目的地となるオーランド・サラトガ・タンパ・フォトローダデルなど、各最寄りの空港までの直行便は、まだ日本からは、運行されておりません。もし保護者同伴でお子様の実地見学が、スポーツアカデミーへの出願前に難しい場合、お子様の単身渡米で見学ができるよう、私たちアメリカ留学センターが、米国内の現地空港でお子様とお待ち合わせ後に、エスコート代行のサービスをご提供致します。

尚、ご希望により、複数のスポーツアカデミー施設と、その提携先の中学・高校施設の見学も含めた訪問も、別途、追加で手配が可能です。時差も考慮して、旅程は、最低、2~3泊未満で十分でしょう。ご本人がいちばん気に入った環境にあるジュニアスポーツアカデミーを、お子様の第一志望先として、私たちが出願申請を代理で対応いたします。尚、合否の結果は、2~3週間で判明する見込みです。

申し込めるジュニアスポーツ留学の期間とは?

通常1学期(4ヶ月強)、または1学年(約9ヶ月)、そのいずれからのオプションから選べます。長期の入学決めるのに不安が残るお子様には、競技種目によっては、週単位でも参加できるウィークリーキャンプや、6月中旬から始まる1~8週間前後だけ開催されるサマーキャンプへの参加も、ご用意されております。まずは、短期お試しプランから、現地の雰囲気を、お子様ご自身が肌で直接感じ取っていただけたらと望んでいます。

長期留学を通して、ジュニア達が通う私立の中学・高校は2学期制セメスターで、秋学期の8月~12月と、春学期の1月~5月下旬までの前期・後期に、分かれています。お子様が、初回の単身渡米で現地にチェックインされる時も、エアラインが提供する「子供一人旅アナカンサービス」を、有料でご利用になれます。最終ご到着地の現地空港まで、お子さまを確実に、且つ、安全にお届けできるため、保護者様のエスコートが不要となり、ご安心頂けるので全く問題はございません。

スポーツ留学で学んだあと、世界で活躍するトップの日本人プロスポーツ選手達

  • ゴルフ: 宮里美香、薗田峻輔、岡田絵衣子
  • テニス: マリア シャラポア、マルチナ ヒギンズ、錦織圭、アンドレ アガシ、大坂なおみ
  • フィギュアスケート: 浅田真央、キム ヨナ、羽生結弦
  • バスケ: 渡辺祐介、田淵勇太、八村塁、富永啓生、田中力、山之内勇登、

一年間に掛かるスポーツ留学の一般的な総額費用とは?

アメリカ南東部・フロリダ州に集中しているスポーツアカデミーの多くは、1年中温暖な気候と広大な練習場・最新設備の施設でも、世界的に高い評価を受けており、日本のメデイアでもよく取り上げられて大評判です。スポーツ留学の候補先は、カリフォルニア州にもありますが、現地サポート込みで一学年に掛かる総額予想は、約900万-1250万円(2024年春、140~150円換算)の価格帯に、ほぼ収まります。

ジュニアスポーツ留学に掛かる費用には、高校の授業料、教材、スポーツアカデミーのレッスン料、寮滞在費、試合エントリー費とコーチno siai 同行費、海外傷害保険、こずかい、英語補習費、航空運賃、週末のアクティビティー費用、入学保証金、施設使用料、追加のチューター学習支援費などです。これらの費用明細は、登録するアカデミーによって、それぞれ名称は異なりますが、どこもさして違いはありません。

スカラシップ(奨学金)制度を目指す

通常、スポーツアカデミーに在籍しているジュニアプレイヤーの費用は、生徒の保護者による全額負担です。例外は、お子様の特出した身体能力がアカデミー組織が高く評価されると、スカラシップ(奨学金)が、特待生として全額、又は半額を免除される事も、良く見受けられます。例をあげると、世界的有名なテニスプレーヤーとなった、マリア・シャラポワは、その幼少時代、ロシアでスカウトされて父親と共に12才でフロリダに渡米、プロ契約ができるまでアカデミー組織側が、費用の全額を何年間もスポンサーとして負担しておりました。

その優れた容姿と若い白系ロシア女性という存在に、多くのトップスポーツメーカーからイメージ広告塔として抜擢され、何十億円も年間稼げるアスリートの一人にまで登りつめました。一方、テニスの錦織圭選手ですが、14才でフロリダに渡米できたのは、スポーツ振興支援に熱心だった当時のソニ-社の盛田財団から、スポンサーシップを獲得した事で、特待生としてスポーツ留学が実現したのです。彼は、スポーツアカデミーに4年間滞在しましたが、不規則な試合エントリー日程と頻繁な移動生活で多忙過ぎて、在籍中は惜しくも高卒資格を当時取れずに終わりましたが、後日に取得されております。

今のスポーツアカデミーのように、中学/高校とのコラボがまだ充実していなかった背景が、2010年頃までどこのアカデミーでも続いておりました。若い年齢のアスリートに有力な企業スポンサーが付くと、勉学よりも無制限に練習できる恵まれた環境保証が、優先されていた時期でもあったのです。ジュニアスポーツ留学で、応援される後ろ盾と努力が実を結んたからこそ、今に通じる世界トップテニスプレイヤーの地位を手に入れた、錦織圭選手です。

彼の地道な努力に加え、途中、プロになってから1~2年以上も怪我で苦しんだスランプ時期もありましたが、見事に復活できた不屈の精神力の源となったのも、アメリカのスポーツアカデミー時代に鍛えられた、彼の不屈なプロ志向性とその精神力の結晶とも言い換えられます。2023年には45億円以上を稼ぐまでになった彼ですが、日本の子供達から尊敬される良いお手本の代表的なローモデルと、表現してもよいでしょう。