アーリーアドミッションとは

日本には無い米国独特の受験システムのひとつに、Early Decision(通称ED)とEarly Action(通称EA)というプログラムがあります。アメリカの大学の70%が採用している制度で、このプログラムは、厳しい出願資格があり優秀な成績(高いGPA数値)、課外活動の成果が優秀である事などが盛り込められています。出願の締切りが早いので、合否の結果も早い時点で通知を受け、もし不合格でも、一般入試の締め切りにはまだ間に合うため、他の大学も含めて同じ大学に再受験ができます。留学生の場合は、高いトーフルテストの点数を参考に合否が決まります。

Early Decision・Early Admissionとは

E DとE Aは、どのようなを出願資格を採用するかは大学により異なます。EDで出願する最大のメリットは、アドミッションで確実に有利になるので、アイビーリーグや難関校の合格率が低い大学でも、アイビーリーグや難関校の一般合格率が7.9%に対して、EDでの合格率は31%と合格率が上がる点です。

アーリーディシジョン(ED)
合格したら入学を辞退する事はできません。他の大学への一般入試も許可されていますが、アーリーアドミッションで大学に合格したら、一般入試の出願を取り下げなければいけません。この入学義務を破ると、他の大学への一般入試資格がなくなります。但し、奨学金を授与されても家庭の経済状況で学費が払えない場合のみ入学を辞退する事ができます。
アーリーアクション(EA)
合格しても入学を辞退する事ができます。アーリーアクションは、アーリーディシジョンのように合格したら必ずその大学に入学しなければならないという制約がないので他の大学に対して同様の出願ができます。アーリーアクションの中にある、Single Choice early actionを選ぶと他のアーリーディシジョンに申し込む事はできません。