アメリカで大学院課程を提供している大学は、じつに2,000にものぼります。大学院と大学の違いは、特定の分野において自らがより専門性を深めていくための密度の濃い指導や、学び、トレーニングがある事です。様々な国や年齢の壁を越え、幅広い背景を持つ学生と共に学ぶ事ができるのは、大学院留学の魅力です。

留学する前に高度な専門スキルや知識を習得する為のアメリカの大学院について知る事から留学準備が始まります。 

アメリカの大学院について

アメリカの大学院の学位は、修士課程(1年から2年)修了すると修士号(Master’s Degree)が授与され、博士課程(5年から8年)を終了すると博士号(Doctoral Degree or Ph.D.)が授与されます。授業(course work)と研究(research)の両方が必須となっていて、平均して週2日の授業に参加し、プロジェクトのプレゼン準備と研究で多くの時間を図書館や、研究室ラボで過ごします。また、高度な専門技術が求められる医学、法学、歯科学、獣医学、カイロプラクター、理学療養セラピー、臨床診療心理カウンセラー、ソーシャルワーカーなどの資格は、大学院の卒業後に国家試験を受けます。

1. 修士課程

Professional master経営学:Master of Business Administration(M.B.A.)
福祉学:Master of Social Work(M.S.W.)
芸術学:Master of Fine Arts(M.F.A.)
など
専門職系大学院
(プロフェッショナルスクール)
Academic Master伝統的な人文・社会科学: Master of Arts(M.A.)
理学・工学・応用科学: Master of Science(M.S.)
学術系大学院
(グラデュエートスクール)

大学院のプログラムによって、単位数が異なります。中には28-30単位で卒業できるものもあれば、1~1.5年かけて60単位前後の取得が必要なものまであります。

2.博士課程

研究学位 リサーチドクターDoctor of Philosophy(Ph.D.)
職業学位 職業ドクターDoctor of Education(Ed.D.)

大学院を卒業しても、アメリカの国家試験に合格しないとライセンスの認可がおりない職業ドクターは、実社会で一定期間の見習いを終えていないと、国家試験が受けられません。たとえば、医科大学院を卒業した後の内科医は3年間、セラピスト、ソーシャルワーカーやカウンセラーなどは2年間の実務経験後に資格認定の為の国家試験を受け、合格したら職業ドクターと呼ばれる職務につきます。