ハイリターン留学イコール高年収$!!

アメリカでは、社会人になって働き始めたあとでも、より高いレベルの知識を得て収入を増やし、生活を安定させたいと志向するキャリア重視のアメリカンが多くいます。そのような上昇志向者が大学院への道を自分自身のために選びます。仕事との両立が可能なので、仕事を終えた後に週2回、夜間に大学院で履修できます。日程の調整が多難な社会人でも、オンライン学習でマスターレベルが履習できるのがアメリカン社会の優れた制度です。大学院に通う留学生はフルタイムで履修できるため、一般の修士コースなら短期間で卒業できますが、授業の大半は夕方からのスタートで、平均して週2日程度の参加であとは、プロジェクトの課題とプレゼン準備と研究で多くの時間を図書館や、研究室ラボで過ごします。社会人学生は、パートタイム学生と呼ばれています。大学院を志向する背景には、高学歴=高年収に直結すると同時に、社会的な信用にも繋がるのが魅力です。 そのため、大学院は別名プロフェッショナルスクールとも呼ばれます。とりわけ高度な専門技術が求められる医学、法学、歯科学、獣医学、カイロプラクター、理学療養セラピ‐、臨床診療心理カウンセラー、ソーシャルワーカーなどの資格は、大学院の卒業後に国家試験を受ける認可制で成り立っており、それらは大学院レベルでしか学べません。すなわち、自分のやりたいことが明確な人たちが選ぶ進学プランなのです、そのため、通称、マスターレベルが学べるプログラムは、別名「グラジュエイトスタデイ Graduate Study」とも呼ばれています。一方、4年制大学での履修過程は、大学院の下部組織と位置付けられ、別名 「アンダーグラジュエイト Undergraduate」と呼ばれて区別されています。


大学院で学ばないと医療分野のエキスパートにはなれない

4大で学んだ学士専攻と同じ学科を、大学院でも選ぶ必要はありません。哲学や音楽を専攻した4大の卒業者でも、医科大学院のメデイカルスクールに出願できますが、それには4大在籍中に指定された必須一般教養科目(生物・化学・物理・解剖生理・数学など)を履修し、一定以上の成績を修めてさえしていれば、医科大学院に誰もが進学できるのは、大変魅力です。一方、日本では4大に入学する始めから、医学部に直接進学するのが当たり前ですが、アメリカの4大には、日本の医学部にあたる専攻は存在しません。準医学準備学科(Pre-Med)がアメリカの4大にしかなく、メデイカル大学院に進学希望したい留学生は、4大在籍中にこのPre-Med学科コースか、医療分野を目指したい多くの人は、バイオロジー生物学を専攻します。

卒業年数は大学院の専攻学科によって違う

大学院のプログラムによって、卒業単位数と卒業年数は皆、異なります。中には28-30単位で卒業できるものもあれば、1~1.5年かけて60単位前後の取得が必要なものまでと実に多様で、決して一律ではありません。法学部・医学部・歯学部・その他医療関連をのぞき、大半の大学院コースは2学年(実質18ヶ月)前後で卒業できます。日本でよく知られている経営修士号のMBAは、実務年数が長い社会人対象のアクセレートMBAなら12-13ヶ月、通常のトラデイッショナルMBAでは、実務経験がない留学生でも2学年(実質18ヶ月)で卒業ができ、その後に12ヶ月間の有給インターン研修を、米国50州お好みの都市で見習いとして留学生は働けます。

大学院を卒業しても、アメリカの国家試験に合格しないとライセンスの認可がおりない職種も多い為、研修と呼ばれる実務経験が求められる制度がアメリカでは定着しています。実社会で一定期間の見習いを終えていないと、国家試験が受けられれない仕組みです。たとえば、医科大学院を卒業した後の内科医のレジデンシーは3年間、セラピストやソーシャルワーカー;カウンセラーなどは2年間の実務経験が、資格認定の国家試験を受ける前に求められます。一方、経営修士号(MBA)の卒業者は国家資格が不要で、卒業した時からMBA取得者として扱われます。MBAを受講する人の多くは、大学院に入学する前に少なくとも実務経験が3-5年前後ある社会人が圧倒的で、受講生の平均年齢も26-28歳以上になります。よって4年制大学を卒業した直後にMBAを大学院ですぐに学ぶのは、経験不足からあまりお勧めいたしません。実務経験がないためにプレゼンなどのプロジェクト対策で問題解決に対応しにくいカリキュラムが多く、ケーススタデイ実践を再優先とする授業がアメリカのMBAの特徴とも言えます。若い年齢でMBAの取得を急ぐ事が、必ずしもベストな選択とは言えない点がここに有ります。


学士号と修士号の違い

学士号と修士号の主な違いは、学習内容の専門性です。4大に在籍中にも各自が選択した専攻(Major)は有りますが、大学院の修士号ともなると、その専攻の学問内容がより細分化され、より専門的な課題研究に特化されます。一般的に4大の卒業までに4年間かかる一般的な学士課程では、第一段階の基礎コース課程で一般教養科目のみを履修して行く点が、日本と大きく異なります。残りの2年間で学生が選択した一科目、つまり専攻学科に焦点を当てて、専門課程のクラスのみに取り組んで学びます。大学院の学生は、自身の研究分野について基本的学識をすでにマスターしていることを前提とした入学となります。


アメリカの大学院を卒業する留学生のメリット

留学生の多くは国を問わず、卒業したあともアメリカで働きたい人が大半です。それを実現させるには、学生のF-1ビザから専門業種で申請できるH1-Bの就労ビザへの転換が必須となります。申請できる最低条件とは4大卒でと、その専門分野で高い能力と経験を有する留学生と規定されています。アメリカ政府は、毎年一定の人数枠を設けて海外からの就労を受け入れており、景気の動向が上向くとその申請枠も通常の65000名から10万名以上にアップされたことも、過去に見受けられました。留学生は有給インターン研修中に、自分のビザをサポートしてくれる企業を探す為に、多くの時間をさきます。研修先の雇用会社がかならずしもビザスポンサーになってくれるとは限らない為、インターンしながら多くの企業に履歴書を送ったり人材センターに登録したりして一生けん命です。

H1-Bビザ申請枠の中に、米国の修士号・博士号を取得している留学生の応募を優先的に認める制度が、一般の4大卒者の受け入れ枠とは別に存在し優遇されています。現在の受け入れ枠は25000名に限定されていますが、景気の動向次第でそれも変動する可能性は大です。アメリカの景気がよい時は、海外からの就労を認める寛容さと受け入れに協力的ですが、一旦、経済活動が停滞すると、アメリカ市民の失業を支える為に、米国政府は留学生や海外からの就労希望者の受け入れ枠を縮小したり、最悪な場合、申請自体さえも一時的に停止します。2020年春から生じたコロナ感染の余波が、そのよい一例でしょう。高学歴者ほどアメリカで優遇される理由は、たいへん簡単です。米国政府に納税義務がしっかり見込まれる良き市民として、アメリカは歓迎するからです。教養を高めるだけの留学はもう昔話となりました。教育に投資する以上は、しっかりと元を取る中国系留学生たちの活躍ぶりを見習うガッツが、日本人留学生たちにもっと期待を寄せたいですね。

在籍の期間1-8年前後(専攻コースにより多様) 最短で12ヶ月のMBAも有り ・一般的なMBA及び大半の修士号は2学年(18ヶ月)、 医学部は4年間(36ヶ月)+3年の研修医期間、各種セラピストも2学年
対象 4大卒者・年令不問・大学院出願適性テスト(GMAT・GRE・MCAT)の点数が不要な大学院も有るが、州立大学では必須
語学力英語トイフル点数80-110前後(満点は120)
目的と成果プロフェッショナルレベルの志向者、アメリカで高収入で生活安定を図りたい人
年間費用滞在込みで年450-1000万