留学体験談 – 中学/高校
親が考えている以上に子供は逞しいもと息子の成長を通じて実感
- 名前:和田美佐子様
- 学校:
- 留学期間:
お母様よりコメント
県立の進学高校に通っていた息子が、高3の1学期、急に学業に悩みはじめ辞めたいとまで言い出し、いろいろ考えた末、アメリカ留学の話をしてみました。
主人の駐在で昔アメリカ滞在経験が3年間あった為、母親としての抵抗はそれ程ありませんでした。
それまで元気なかった息子が、米国留学の件で急に目を輝かせ始めたのを機にインターネットとにらめっこで、アメリカ留学センターロサンゼルス(ARC)のサイトにようやくたどり着きました。
英語が昔から得意だった息子なので、何とか行けば頑張ってくれると予想はしていたものの、やはり病気・食事、それと初めて親元を離れて長期に暮らす為、ホームステイ先がどんな家庭なのだろうかと、実際に現地入りした息子から話を聞く迄は、かなり心配でした。
日本の高校中退者ですから、何としてでも高校の卒業を願うのはどの親も同じだと思います。
この2009年5月に無事卒業できたことを、とても嬉しく、頑張った息子を誇りに思いました。
日本の卒業式はどちらかと言えば、しんみり感傷的ですが、アメリカでは皆でにぎやかに祝福する大変明るいお祭りの雰囲気で、夜から教会で始まる式典は初めての経験も重なって、大変に新鮮で素晴らしい想い出を経験できました。
とにかくわからないことばかりでしたので、何もかもARCのエージェントが頼りとなり、現地では良くお世話して頂きました。質問メールにも素早く対応され、高校在籍中は大変心強い存在で、その為、在学中に困った事は特に何もありませんでした。
遠く海外に子供を送り出す親にとって、とても不安だらけですが、親が考えている以上に子供は逞しいものだと、息子の成長を通じて改めて実感し、息子も、そして勿論、母親も共に米国高校留学を経て成長させられ、学べた事が沢山ございました。
留学中に驚いたと言うか、少し不憫に思った点は、米国での食生活です。わかっていた積もりでしたが、夕食にピザ、ホットドックなど続いて出されると、親として栄養面がとても気になったものです。母親の私だけでなく、祖母達もかなりそれを心配しておりました。
高校留学を終えた息子は、この秋から同じワシントン州エドモンドカレッジに進学していきますが、結果的に日本だけに留まらせずに、若い年齢から海外で貴重な体験をし、人間的にもひと回り大きくなった息子を実感しているこの頃です。
大いにこれからの人生、周囲で世話になって今の自分があるという謙虚な気持ちを持ち続けながら、その高校経験を活かしていって欲しいと切に願っています。
これからお子さんを海外に出す保護者の方へのメッセージは、子供潜在能力を信じ、新しい社会で試せるチャンスに賭ける価値が米国留学にあると、確信しています。
2年間、アメリカ留学センター(ARC)さんには大変お世話になり、親子共々有難うございました。