世界中から学生が集まるアメリカの大学では、全世界200以上の国々から90万人もの留学生が学んでいます。
70以上の多様な専攻学科を持つアメリカの大学は、カリキュラム選択の豊富さ、高い専門性、充実した施設と規模の大きさ、大学毎に異なる自由な教育方針が最大の魅力です。
いつから留学したらいいのか?どれくらい留学したらいいのかなど留学前に事前に知って具体的な留学をイメージしてみましょう。
留学のかたちは様々で、自分の目標とする進路やキャリアに最も最適な学校選びや時期や期間が重要になってきます。数週間からビザの申請の必要のない3ヶ月以内の留学期間なら「短期」、3ヶ月以上のビザが必要な期間だと「長期」となります。*アメリカの学生ビザは、最大5年間
アメリカの中高は、公立校(パブリックスクール)と私立校(プライベートスクール)があり、私立校は、留学生を積極的に複数年受け入れていいますが、留学生が公立校へ入学するには、「交換留学」や「文化交流研修プログラム」での留学になります。入学の時期は、秋学期の9月初旬または、春学期の1月初旬に2回あり、高校卒業までに3〜4年かかります。日本の中学3年生がアメリカでの9年生にあたり、4年間をかけてアメリカの高校課程を修了するのが一般的です。
アメリカの大学の授業は、聴講、専門分野の資格が取れるプログラムなどは、語学力がなければ学ぶ事が出来ないプログララムの為長期での留学でしか受け入れてくれません。短大から大学への編入制度が充実している事から、学費を節約するため、短大から大学へ編入するのも一般的な進学方法ですが、アメリカの大学は、大学付属の語学学校が充実している事から、高校卒業後半年間、語学学校で学び、大学へと入学がする留学生向けのプログラムも充実しています。
期間 | 英語のレベル | TOEIC |
1ヶ月 | 自分の言いた事を片言で話せる様になる | 50〜150点 |
3ヶ月 | 相手が何を話しているか聞き取れる様になる | 100〜200点 |
6ヶ月 | 相手との会話が出来る様になる | 200〜300点 |
1年 | 海外の大学へ入学できる | 300〜600点 |
ハーバード大学を筆頭とする名門アイビーリーグは、入学難易度は非常に高く合格率は、数パーセントの確率です。中高からの留学は、難関名門校への進学を見据えた教育を提供しているので、大学から留学するのに比べると中高からの留学は、より多くの大学の入学先を選べる事になります。
アメリカ | 日本 | 満年齢 | アメリカでの呼称 | 日本での呼称 |
6年生 | 小学6年生 | 11~12歳 | Middle School (ミドルスクール) | 小学校 |
7年生 | 中学1年生 | 12~13歳 | 中学校 | |
8年生 | 中学2年生 | 13~14歳 | ||
9年生 | 中学3年生 | 14~15歳 | Secondary School (セカンダリースクール) | |
10年生 | 高校1年生 | 15~16歳 | 高校 | |
11年生 | 高校2年生 | 16~17歳 | ||
12年生 | 高校3年生 | 17~18歳 |
アメリカの大学の学期は、2学期制の9月~12月の「秋学期」と1月~5月の「春学期」で各学期は独立しているので、入学の時期としては9月と1月の年に2回あります。
留学を考えた際に費用や地域などをあまり限定せず、まずは行きたい気持ちを優先して留学アドバイザーに相談する事が大切です。
アメリカには、約4,000校以上もの学校があり、特色も学校毎に異なります。有名大学では、異常なほどの費用がかかる事で二の足を踏みがちですが、有名大学ほど豊富な資金で運営されているので、多くの学生が奨学金制度を利用し学んでいます。また、長期休みなどを利用した短期留学は、広大で自由なアメリカを知る事ができるので、本格的に留学する前に休みを利用しての体験は、将来の目標を明確にするのに役に立ちます。
単に安いからとか、人気のある都市だからという理由で選ぶのではなく、『やりたい事を学べる』その学校にどうすれば入学できるか、どの様に費用を抑える事ができるのかを留学アドバイザーと共に留学プランを組み立ていく事が、自身の人生の舵をとり前に進む第一歩です。